プラセンタ注射は、多汗症には効きません。
プラセンタ注射には、抗酸化作用・疲労回復・肝機能や免疫力を高めるなどの効果があります。
上記のような効果を実感できる期間には個人差がありますが、週に1~2回程度、定期的におこなうことをお勧めします。
調子が少しすぐれない時や肝臓機能を高めるために、飲み会前にプラセンタ注射をされる方もいらっしゃいますので、ご自身のペースに合わせてご来院ください。
尚、多汗症は原因の有無により分類分けをされており、汗が多量に出る原因となる病気や障害がないものを原発性腋窩多汗症(げんぱつせいえきかたかんしょう)言います。
当院では原発性腋窩多汗症の治療として、エクロックゲルの処方を行っております。
汗の量が多いという判断は、「日常生活に支障をきたす」かどうか、ということが重要になります。例えば、会社の大事なプレゼンの際、シャツの汗染みが気になって集中できなかったり、握手した際に手汗で相手を不快にさせていないかと気になったりと、社会生活や人間関係などに支障が出ているような状態です。
明らかな原因がないまま6ヵ月以上続き、以下の6症状のうち2項目以上あてはまる場合、原発性腋窩多汗症と診断されます。
- 最初に症状が出るようになったのが年齢は25歳以下
- 左右ともに同じように多く汗をかく
- 睡眠中はひどい発汗は止まっている
- 週1回以上多汗の症状がある
- 家族にも同じ症状がみられる人がいる
- それらによって日常生活に支障をきたしている
人に相談しにくいなと1人で悩まず、まずはご相談ください。