ダイエットメニューも、もちろんあります。ダイエットというのは運動と食事の両方の管理が重要になります。運動と栄養にはそれぞれ重要な考え方、方法がありますので、ご説明いたします。
■ダイエットのために、まず現在の自身の体の状態を知る
BMIを計算することで、身長に関わらず肥満度を知ることが出来ます。
また、目標体重を決めるのにも役立ちます。実際にご自身のBMIを計算してみましょう。
BMIは 体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]で計算されます。
BMIの基準
やせ | ~18.5 |
標準 | 18.5~24.9 |
肥満 | 25.0~29.9 |
肥満Ⅱ | 30.0~34.9 |
肥満Ⅲ | 35.0~39.0 |
肥満Ⅳ | 40.0~ |
計算した結果ご自身がどの範囲なのかみてください。 標準である18.5〜24.9の間に数値があると理想的です。
BMIはある程度、肥満の度合いを測ることができますが、筋肉量は考慮していません。 筋肉量が多い方ではBMIが高くても脂肪が多い肥満ではありません。また、筋肉量の少ない方(高齢者など)では、BMIが低くても、内臓脂肪や皮下脂肪が多く存在することを念頭に置かなければなりません。体組成計で個別の筋量、体脂肪量を測定することをおすすめします。
■ダイエットメニューを構成する
まず、現在のご自身の体重の状態を把握したらダイエットに適したダイエットメニューを構成していきます。
運動は大きく分けて
①有酸素運動
②レジスタンストレーニング
③柔軟性トレーニング
④ファンクショナルトレーニング
これらの4つのエクササイズを継続することによってダイエットを効果的に安全に遂行することができます。
個々に合わせた、個別プログラムが必要になります。
また肥満の背景に隠れている高血圧、糖尿病などの問題がある場合もあります。
医学的な問題があれば医師に、医学的な栄養処方・運動処方に関しては管理栄養士、看護師に相談すると良いでしょう。