糖尿病という疾患をお持ちですと、不安になりますよね。まずは、医療機関で様々指導を受けましょう。ですが、多くの場合「摂取カロリーより消費カロリーを多くしない生活を送りましょう!」や「食事はバランスよく取りましょう!」など、なんとなくはわかっているけど、その先の具体的な方法などがわからないことが多くあります。今度はより具体的な指導を求めましょう。
「痩せる」ための指導での具体的でない声かけ
- 摂取カロリーより消費カロリーを多くしない生活
- 運動を増やしましょう
- 食事はバランスよく取りましょう
パーソナルジムでは、その方お一人お一人背景に合わせた指導を行っています。例えば仕事終わりの夜の晩酌を楽しみにしている方がいらっしゃいます。その方に「お酒は一切禁止です」という指導は行いません。ある程度の制限はしてもらいますが、継続して食事・運動の管理をすることが大切なので、続けられるような指導をいたします。
まず初めに、自身の体の状態を把握することが基本です。
ご自身の身体の状態を把握する一例ですが、当施設では「フリースタイルリブレ」という2週間の血糖値の変動を測定するものを取り入れております(正確には血糖値ではなく、間質液中のグルコース値になります。しかし、血糖値と間質液中のグルコース濃度は高い相関性がみられます。)
以下の方には血糖値測定装置「フリースタイルリブレ」が適しています。
※この血糖値測定器は間質液(細胞と細胞の間にある液体)中のグルコース濃度を測定するものです。本来の血糖値の上昇に伴う変化には5分から10分程度のタイムラグがあります。
- 糖尿病患者様
- 低血糖の管理を目的としている方
- 医学的に管理されたダイエットを希望する方
- 血糖値を見直したい患者様
糖尿病を患ってる方へのパーソナルジムでのトレーニングは様々ございます。今回紹介するのが、短時間の実施で効果が期待できる High Intensity Interval Training 「ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング」(以下、HIIT) です。
パーソナルジムでのトレーニング 糖尿病の方に期待できる効果
- 短時間でトレーニングが終わる
- 1分間で取り込む酸素量が増え、体力がつく
- ミトコンドリアが増え、エネルギーを無駄なく使えるようになる
- 血糖のコントロールに優れている
- 運動の楽しさを知ることができる
HIITの方向としては、3種類のトレーニングを各30秒実施し、30秒休憩を5セットずつ行います。尚、種目間には1分間の休憩を設けています。実質のトレーニング時間は7分30秒です。これだけで効果を得ることができます。
具体的な種目は以下のものを組み合わせて実施してみましょう。
・ノーマルクランチ
・バイシクルクランチ
・ニートゥチェスト
・プランク
・プランクプッシュアップ
・レッグレイズ
・スーパーマンバックエクステンション
・片脚ブリッジ
・スクワット
・スクワットジャンプ
・ワイドスクワット
・フォワードランジ
・サイドランジ
・バービー
・バービージャンプ
・腿上げ