「運動をしてダイエットが成功した!運動をして腰痛を改善した!」どちらにしても運動を継続することで意味があります。
運動をやめてしまうともちろん筋肉は落ちてまい、求める結果が続きません。素晴らしい人生を過ごすには運動の継続が必要になります。
当施設は利用者さまがさまざまな形の健康のために科学的な分析のもとサポートしています。
運動を継続しない性格としては男性では勤勉性が低く、女性では神経症傾向が高いです。
勤勉性が低いというのは、勉強をできる、できないではありません。
自身の周りで起こっていることに対して、自発的に取り組むこと能力です。また自己コントロール能力の高さも評価されます。
神経症傾向とは落ち込みやすいなどの感情、情緒的で不安定な傾向です。ネガティブなことへの感情の反応を示しています。
不安になる様なトラブルやプレッシャーのかかる仕事・テストなどネガティブな出来事に対して反応します。
日本人は「神経症傾向」の方が多いです。そのため、日本人は既存のものの問題点を見つけ、改善することが得意です。
男性:勤勉性が低い
女性:神経症傾向が高い
今回は女性にフォーカスしてお話させていただきます。
女性はパーソナルジムのような施設の方が運動が続きやすい傾向にあります。
理由は、神経症傾向である方は誰かと一緒にトレーニングをすることによって安心感が得られるからです。
基本的にパーソナルトレーナーがトレーニングを行う前には目標設定を行います。
しかし、女性の神経症傾向にある方は「目標設定」を行うと窮屈に感じてしまいます。
最初の目標設定の会話で「私は今の体型を維持したい!」と想いを伝えることができれば、今度のトレーニングを続けることも可能になるでしょう。
どのようなフィットネスでも総じて個別の対応が必要になります。
個別の指導を求めるならパーソナルトレーニングを行うことをオススメします。
運動を継続するための支援には性差や性格を考慮することが重要と考えられます。
メディカルフィットネスの利用者経験における性格特性と運動継続関連 山下 優子ら 日本公衆衛生雑誌 参照
2017 年 64 巻 11 号 p. 664-671