ダイエット中の夜遅い食事はポイントを抑えて食べれると効率良くダイエットをすすめることができます。
そもそも夜遅い食事はなぜダイエットにいけないの?
ダイエット中は特に食事は夜遅くに食べない方が良いということは、誰もが聞いたことがあると思います。夜遅い食事がダイエットに良くないと言われている理由は、主に2つです。
ダイエットの効率が悪くなる理由1:脂肪として身体に蓄積されやすいから
夜遅くに脂っこいものをとると、寝るまでの間に摂取したエネルギーを消費することができず、脂肪が蓄積されやすくなりダイエットの妨げとなります。
また、夜は睡眠をつかさどるホルモンの分泌が増加し、血糖値を下げてくれるインスリンの分泌が少なくなるため、血糖値が上がりやすいです。
そのため、糖質が多いものを食べてしまうと脂肪に蓄積されやすくなってしまいます。
ダイエットの効率が悪くなる理由2:代謝が活発に動けないから
夜は新陳代謝が活発で身体の再生にエネルギーを使ってくれます。
しかし、夜遅くに食事をしたり、寝るギリギリまで食事をしていると、寝ている間も消化活動をしなければなりません。
そのため、夜遅くに食事をとると代謝に時間をさくことができず、ダイエットの妨げになります。
上記の通り、特にダイエット中は夕食は寝る2〜3時間前までに終えておくことが理想です。
しかし、残業や夜勤など、どうしても夜遅い食事になってしまうことがあるかもしれません。
そんなときは下記のポイントを抑えて食べましょう。
ダイエット中、夜遅い時間になってしまったときの食事のポイント
ポイント:消化に負担のかかる脂質が多い食事は控える。
脂質は消化に時間がかかるため、他の栄養素よりも消化への負荷がかかりやすいです。
脂質が多い食事は日中にとるようにし、夜はなるべく控えることで夜遅い食事でもダイエットを効率良く行いやすくなります。
- 料理方法での工夫
揚げ物や炒め物など調理過程で油をたくさん使うものよりも、焼き物、蒸し物、煮物などを選ぶようにしましょう。 - おかずの選び方
おかずもステーキやハンバーグなどタンパク質もとれますが、脂質を豊富に含んでいます。そのため、鶏肉、魚、豆腐、納豆などを用いた、高たんぱく低脂質のものを選ぶとダイエットに効果的です。 - 主食の選び方
主食はパンや麺よりも脂質の少ないごはんを選ぶのがおすすめです。
つまり、ダイエット中の夜遅い時間のお食事は「ごはん1膳+具だくさん味噌汁+低脂質のおかず(鶏肉、魚、豆腐、納豆)」で選びましょう!
夜食をコントロールするには、間食を利用する
夜遅い時間に一気に1食分の食事をしてしまうのも消化に負荷がかかりやすくダイエットの妨げになります。
そのため、食事を2回に分けてとれる方はこちらをおすすめします。
17~19時に1度間食をとり、夜遅くなる食事は消化に負荷のかかりにくい食事をとりましょう。
(例)
17~19時の食事:おにぎり+卵焼き
夜遅くなる食事:野菜と豆腐の具だくさんスープ
夕食が遅くなってしまう方もとり方を工夫すればダイエットを効率良く行うことができます。
ぜひ皆さんもご自身のできるところから取り組んでみてください。
当院にご来院頂いた方で、夕食のとり方を工夫し1ヵ月で2kgの減量に成功しました。
パーソナルジムも併設しているため、食事・運動の両面からサポートが可能です。