ダイエット中の昼ごはんは1日の中でもしっかりエネルギーをとることが大切です。ここで必要な栄養素をしっかりとれることで、代謝をあげることが可能になります。
ダイエット中の昼ごはんのポイント
ダイエット中に昼ごはんの摂取エネルギーを気にしすぎてしまうとダイエットに必要な栄養素が不足してしまいます。そのため、必要な栄養素をしっかりとれるように意識することが大切です。昼食で必要な栄養素をしっかりとることで無駄な間食を抑えたり、夕食の過食を防ぐことにもつながります。
代謝を上げて痩せやすくする、過食を防ぐためにも特に必要な栄養素はタンパク質です。ダイエット中の昼ごはんはタンパク質がしっかりとれるように意識して選べると良いです。また、腹持ちを維持するためには適切な糖質をとることも大切です。
これらを叶えられるダイエット中の昼ごはん選びのポイントは主食、主菜、副菜の3点セットを揃えることです。主食とは米、パン、そば、うどんなど糖質を多くとれる食品、主菜は肉や魚、卵、大豆製品などタンパク質や脂質を多くとれる食品、副菜は野菜、きのこ、海藻など食物繊維やビタミン、ミネラルを多く含む食品で構成されています。
ダイエット中の昼ごはんおすすめ
ダイエット中の昼ごはんにおすすめの主食はお米、さつまいもです。お米では、特にもち麦入りがおすすめです。近年コンビニでも、もち麦ごはんを使ったおにぎりが増えているので、外食時にもとりいれて頂きやすいです。また、さつまいももおすすめです。電子レンジでも調理可能なので、お弁当にもおすすめです。
どうしてもパン食派の方におすすめの主食はベーグル、マフィンです。水分量も多く、お腹にもたまりやすいです。ダイエット中の気分転換にもおすすめです。
ダイエット中の昼ごはんにおすすめの主菜は、魚や鶏肉です。また、卵や大豆製品も組み合わせてとることもおすすめです。また、コンビニなど外食の際は、チルドコーナーにある焼き魚や焼き鳥、ゆで卵、枝豆などがおすすめです。しかし、ホットスナックコーナーにある揚げ物はさけるようにしましょう。
ダイエット中の昼ごはんにおすすめの副菜は、野菜サラダや野菜スープ、野菜がメインの小鉢料理です。ダイエット中に野菜が不足してしまうと、便秘になってしまったり、満腹感も得られにくいです。野菜料理も意識してとりましょう。
また、主菜と副菜が一緒になっている、おかずと野菜が一品になっているものもありますので、そのような食品の利用もおすすめです。
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この記事は、BIG TREE. 荻窪クリニックの院長、榎本達也が監修しています。
【資格】
ペインクリニック学会専門医
東京都かかりつけ医認知症研修終了
【経歴】
2005年 順天堂大学医学部卒業
2005年 公立学校組合共済 関東中央病院 内科研修医
2007年 順天堂大学麻酔科学ペインクリニック 講座入局
2011年 順天堂大学大学院卒業(痛みと抗うつ薬に関する論文にて学位授与)
2014年 米国Boston scientific surgical centerにて脊髄刺激電極について研修
2015年 武蔵野陽和会病院 整形外科医員
2022年 BIGTREE.荻窪クリニック院長就任