患者さんの生活を知り、一生涯のサポート

先日、スタッフ達と患者さんの畑仕事のお手伝いに行きました。

この患者さんは、腰の痛みで外来に通っています。

ブロック注射での治療を終え、現在はリハビリに定期的に通ってくれています。

以前から畑で野菜を作っていることは、スタッフみんなが知っている情報でした。腰の痛みで畑仕事が思うようにできないということで、今回お手伝いに行くことになりました!

実際に畑にお手伝いに行ってみると、想像していた以上に畑は広く、腰の痛みがありながらこの広さを一人で手入れしていくのは大変だと感じました。

一緒に畑仕事をしていると

「腰も痛いし、もう畑やめちゃおうかな・・・」

と弱気な発言もありました。

ただ、この患者さんにとって畑にきて作業することは、

【楽しみであり・生きがい】

なのだと患者さんの畑での姿をみて強く感じ、

「畑続けましょうよ。助けがいるときはいつでもお手伝いにきます(^^)」

と患者さんに声をかけました。

外来での関わりだけだったら

「腰も痛いし、もう畑やめちゃおうかな・・・」

と患者さんが話してくれたときに同じような言葉は言えていなかった気がします。

痛みに対する関わりだけではなく、

患者さん一人ひとりの人生・生活に目を向ける、知ろうとする

こういう関わりが、100年の甲斐をともにつくるという理念につながっていくと思っています。

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