整形外科診療コラム~急性化膿性骨髄炎~

急性化膿性骨髄炎という病気をきいたことはあるでしょうか?

この病気は黄色ブドウ球菌を起炎菌とします。

整形外科では急性化膿性骨髄炎をしっかりと鑑別することが重要です。どのように発症してしまうかというと主に血液を介して感染します。

血液を介して感染するので皮膚の損傷も伴うような開放骨折が原因で感染します。

診断は血液検査で白血球数、赤沈、CRPの上昇。MRIも有用です。X線では初期には変化がないので注意が必要です。


怪我と同時にこういった感染症のリスクもあるので、怪我をされた際には、かならず医療機関を受診することをお勧めいたします。

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