今日来院された患者さんは、帯状疱疹とアトピー性皮膚炎を間違えて治療が遅くなってしまった方です。
一見、帯状疱疹の湿疹は初期だとヒリヒリや、ピリピリしたりすることがあります。
この時点でもともとアトピー性皮膚炎をもっている方だと「いつもとかわならいかぶれだから、ステロイドと保湿クリームをぬっておこう」と思うでしょう。
しかし、今回の症状は以前からあるアトピー性皮膚炎とは全く異なり、水疱ができて破れ、皮膚がただれ、かさぶたができました。
いつもと違うと感じ皮膚科に診察に行きました。皮膚科の先生からは帯状疱疹といわれました。
この段階では、飲み薬での治療はもう遅いそうです。
そこからペインクリニックに紹介状を出してもらい、現在は硬膜外注射をおこなっています。
いまでは痛みがだんだんと減ってきました。このまま治療を続けて痛みを緩和していきたいです。