定期的な勉強会|研鑽を積み上げていく

皆さん、こんにちは!BIGTREE.荻窪クリニックです。
近頃、晴天の日が続いていますが今週末には関東に台風が上陸すると言われていますね。
大きな被害の無いよう、事前の備えはしっかりしていてくださいね!

さて、今回は定期的に開催している製薬会社様主催の勉強会についてお話させていただきます。

今回は皮膚の保湿材としてよく使われる「ヘパリン類似物質外用泡状スプレー」です。
この整形外科で皮膚の保湿剤が出るの?と困惑する方もいるかもしれません。

■効果効能
血管性静脈炎(痔核を含む)、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、凍瘡、肥厚性瘢痕、ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、皮脂欠乏症、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹、血腫、腱鞘炎、筋肉痛、関節炎。

整形外科では術後の傷のに対して塗ることがあります。塗ることによって術後の傷が綺麗になることが期待されます。

■禁忌は?
出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)のある患者さまです。ヘパリン類似物質外用泡状スプレーは、血液凝固抑制作用があります。出血を助長する恐れがあります。

■ロコアテープなどの湿布かぶれにも効果抜群
慢性的な痛みのある方はよく湿布を使うと思います。しかし強い湿布などによりかぶれてしますこともよくあると思います。元々かぶれやすい体質の方などは湿布をはる前にヘパリン類似物質外用泡状スプレーをするとより効果があります。

大変充実した内容でした!医療に対して研鑽を積み上げていきたいです^^

| スタッフブログ一覧へもどる |