年末のこの時期に突然首を痛める方は少なくありません。
突然の首の痛みの原因の一つが「ヘルニア」です。本日はヘルニアについて解説します。
首のヘルニアってどういう状態のこと?
ヘルニアとは「飛び出る」という意味です。
何がどこから出るかというと、背骨の骨と骨の間には軟骨のクッションが入っています。
クッションの周りの部分を線維輪、中身の部分を髄核といいます。
線維輪から髄核がでた状態を椎間板ヘルニアといいます。
首の椎間板ヘルニアは前後によく動く5番目と6番目の間で生じることが多いです。
首の骨の背中側には分厚い靭帯が真ん中にあり、後方にヘルニアが発生した場合は髄核は左右にかた寄って起きやすいです。
なので、片方の神経根症状を引き起こすことが多くなります。
当院では上記のような症状の方に神経ブロック注射などの治療を行っています。
また、治療と同時に予防も一緒に行っていく必要があります。治療と予防を同時に行う環境が整っていますので、ぜひお越しください。