みなさん帯状疱疹はぶつぶつ(水疱)ができる病気であることはご存知かもしれません。
本日いらした患者様はそのぶつぶつがなかなかでなかったことにより診断が遅れた患者様でした。
その患者さまはまず股関節周辺が痛み出したようです。股関節が痛くなりまず整形外科へ行かれたようです。
股関節のレントゲンを撮影し異常がなく、鼠径ヘルニアでなないかと外科に紹介されたようです。
もちろんそこでもそれは否定され、困って当院に参りました。実際股関節周囲の皮膚をみると水疱ができ始めていました。
この患者様のようにぶつぶつより痛みが先行する場合も多く、診断が遅れてしまう場合があります。
ぶつぶつがなくても神経の走行に沿った痛みがある場合は要注意です。