本日の整形外科診療をご紹介します!

皆さん、こんにちは!BIG TREE.荻窪クリニックです!
コロナウイルスが広まって以降、これまでの生活習慣がガラッと変わり、運動不足で困っている方も多いのではないでしょうか?
また、「久しぶりにご自宅やジムで思いっきり身体を動かして、●●を痛めてしまった。。」そんなお問い合わせを頂くことが増えてきました。そこで、当院で診療を行った【本日の整形外科診療】を日々お届けしたいと思います☺

本日は、ふくらはぎが痛いと言って来院された方がいらっしゃいました。医師の診断より「アキレス腱断裂」でした。キックボクシングの練習中にジャンプをして着地した時に「バチンッ!」と足首から音がなりました。本人いわく、後から足を蹴られたように感じたそうです。

診察では、“整形外科徒手テストでThompson テスト(陽性)” ”エコー所見”を合わせて診断します。
下図のエコー画像をご覧ください。
健側と比べるとアキレス腱が切れているのが明らかに判断できます!

治療は、帯患者様ご本人のご要望に添うようにして差し上げることが優先です。アキレス腱断裂の治療は、手術を行わない【保存療法】、もしくはアキレス腱周囲にメスを入れて縫い直す【手術療法】に分けることができます。今回は本人が手術療法を希望されたので手術環境の整った病院に紹介いたしました。

紹介先の病院での治療まで、当院では応急処置としてギプスシーネ固定を行いました。
ギプスシーネ固定を行う際はアキレス腱の断端を下図のようになるべく近づけて固定を行うことにより予後が良好になります!!

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