肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)

肩が痛くなると、患者さんは四十肩でしょうか?とおっしゃいます。それくらい知名度の高い病気であり、悩んでる方も多いのではないでしょうか?しかしながら、肩が痛いということが、全て肩関節周囲炎ではありません。

腱板断裂や変形性肩関節症、上腕二頭筋長頭腱炎など他の疾患である可能性もあります。四十肩だろうと放っておかず、まず受診をし、レントゲンやMRI、または超音波などを用いて診断を受けた方が良いと思います。

肩関節周囲炎に特徴的な症状は、夜間痛(夜寝ていると痛い)可動域制限(肩の動きが悪い)などがあります。炎症で痛い(炎症期)→固くなって痛い(拘縮期)→だんだん治る(回復期)という経過をたどります。

半年程度で治る場合もあれば、痛みが残る人もいます。どのような過程になるにせよ大事なことは、炎症期を過ぎたらリハビリをしっかりしなければならないということです! 安静にしていれば治るという考えは炎症期には正しいですが、拘縮期には間違っております。

当院ではブロック注射(肩甲上神経ブロック、肩峰下滑液包ヒアルロン酸注入、肩甲上腕関節ヒアルロン酸注入、筋膜リリース)をし、痛みを軽減させながら、リハビリをしてもらっております。ブロック注射をすることによって痛みが減りますので、リハビリの時にも有利に働きます。また硬くなってしまった肩(凍結肩、frozen shoulder)に対して麻酔(腕神経叢ブロック)を施した上での徒手的な関節受動術も行なっております。

肩の痛みで悩まれている方は、まずは一度ご来院ください。

| コラム一覧へもどる |