腰痛と一言で言っても、普段の生活での姿勢や、運動不足によって腰を支える筋力が弱っていたり、と
その原因はさまざまです。
場合によっては、腰に直接関係していない箇所(消化器系、泌尿器系など)の病気が原因で痛みが起きていることもあります。
ここでは、イレギュラーな内臓疾患による腰痛の可能性はないとの仮定で、
よくある「腰痛」の訴えで医療機関に受診される方の原因として
- 筋肉
- 関節
- 椎間板
- 骨
に原因があるのではと疑って、診察を行います。
また、どの部位が引き金となっているか、
明らかでないが腰椎の形状や日常生活の負担などから、
実際に腰が痛い、というものを「非特異的腰痛」と呼びます。
このような状態においては、痛いからといって、安静にすることは、腰痛の改善につながらない事が明らかになってきました。
そのため、痛みを薬物療法などでコントロールしながら、
無理のない範囲で身体を動かすことが痛みの改善の一歩になります。
しかし、自分だけでやるとついつい頑張り過ぎてさらに悪化させてしまう方もいらっしゃいますので、
まずは医師の診察を受けて、自分の腰痛の原因・身体の状態を知ることから始めましょう。