帯状疱疹の神経痛に対する治療はあります!
そこでいくつか帯状疱疹についてご説明させていただきます。

帯状疱疹とは
水痘・帯状疱疹ウイルスによってい皮膚の痛みや発疹します。予後が悪くなると運動神経障害が生じることがあります。
どうして帯状疱疹になってしまうのか
水疱瘡が発症して治った後もウイルスが体内に残り、高齢化や免疫力の低下によって再発し、帯状疱疹になってしまうのです。
帯状疱疹の予後
帯状疱疹の予後として一番多いのが帯状疱疹後神経痛です。
帯状疱疹後神経痛とは何か帯状疱疹が治った後も痛みが継続している状態です。帯状疱疹後神経痛には、痛みの種類があります。
- 焼けるような痛み
- 締め付けられるような痛み
- ズキズキするような痛み四つ目:触れるだけで痛むアロディニアなどがある
帯状疱疹は神経を侵害することもあるので、結膜炎、ぶどう膜炎、顔面神経麻痺、ラムゼンハント症候群、運動麻痺や排尿障害になることがあります。これらは、帯状疱疹が現れる部位によって症状が様々です。

帯状疱疹の治療
帯状疱疹後神経痛の治療には、痛み止めといった薬物療法、神経ブロック注射、レーザー治療があります。その中でも、当院は薬物療法と神経ブロック注射で帯状疱疹の治療を行っています。
薬物療法では、タリージェなどを使用して末梢神経障害性疼痛を抑えていきます。
神経ブロック注射では、星状神経節ブロック注射、神経根ブロック注射、硬膜外ブロック注射があり、帯状疱疹後神経痛の痛みを軽減・消失することができます。

帯状疱疹後の後遺症に対してのリハビリ
帯状疱疹後のリハビリでは帯状疱疹になり失った筋力、体力、免疫力、神経促通をして鍛えていきます。
特に、肩甲帯部の帯状疱疹では筋力が大幅に低下して、上肢の動きが出づらくなってしまいます。そのため、リハビリでは痛みの無い範囲で筋力トレーニング、ストレッチを行いつつ、関節の拘縮を塞いでいきます。
また、体力を回復してより活発になれるように有酸素運動を促していきます。さらに、有酸素運動をすることによって痛みの軽減を図っていきます。
どうして有酸素運動が痛みの軽減に繋がるのか
有酸素運動によって、痛みの感受性が一時的に低下するため痛みの軽減につながっていきます。これは、運動中に脳や脊髄から痛みを軽減すふ神経伝達物質が放出して痛みが軽減されると考えられています。

最後に帯状疱疹で悩んでいる方、一度当院で相談してみませんか?
辛い痛みの悩みを改善できるようスタッフ一同努めさせていただきます!ご来院お待ちしております!
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この記事は、医療法人社団 百年会の理事長、田部田 英之が監修しています。
【経歴】
2002年 慶応義塾大学医学部卒業
2003年 順天堂大学ペインクリニック入局
2006年 保谷厚生病院麻酔科長就任
2009年 BIGTREE.練馬クリニック院長就任