もちろんあります!
ダイエット中に「おやつ=悪いこと」と思い込んでいませんか?実は、おやつ(間食)を正しく取り入れることは、空腹によるドカ食いや血糖値の急上昇を防ぎ、ダイエットの成功をサポートしてくれる大切な習慣です。
大切なのは、「質」と「タイミング」と「量」です。

おやつに選ぶなら「低カロリー・高たんぱく・食物繊維」
まず、間食に向いているのは、低カロリーで高たんぱく、食物繊維が豊富なものです。これらは血糖値をゆるやかに上げ、満腹感を持続させてくれるため、次の食事までの間食として理想的です。
腹持ちよし!ギリシャヨーグルトは最強のおやつ

具体的なおすすめは、無糖のギリシャヨーグルト。たんぱく質が豊富で腹持ちがよく、腸内環境の改善にも役立ちます。冷凍ベリーを少量加えれば、ビタミンも補えて満足感アップです。
ゆで卵はシンプル&栄養満点な優秀食材

次に、ゆで卵は手軽にたんぱく質を補給できる優秀な間食です。1個あたり80kcal前後で、腹持ちもよく、糖質もほとんど含まれません。塩分に注意して、そのまま食べるのが理想的です。
ナッツを食べるなら「無塩・素焼き」を少量で

ナッツ(無塩・素焼き)も間食に適しています。特にアーモンドやくるみは、良質な脂質とビタミン、ミネラルが豊富。ただしカロリーが高めなので、一日10粒程度にとどめましょう。
甘いものが欲しくなったら高カカオチョコを少しだけ

甘いものが欲しいときは、高カカオチョコレート(70%以上)を1〜2かけまで。ポリフェノールが抗酸化作用を発揮し、少量で満足しやすくなります。
ゼリーで満腹感を得たいなら「噛むタイプ」を

こんにゃくゼリーや寒天ゼリー(無糖・糖質オフ)は、低カロリーで食物繊維が豊富。噛みごたえがあるものを選べば、満腹感も得られます。
おやつのベストタイミングは午後3時前後!
間食に適した時間帯は「午後3時前後」。この時間帯は脂肪が蓄積されにくいとされ、夜の過食を防ぐのにも効果的です。夜遅くの間食は避け、習慣化しないよう注意しましょう。
おやつは“ガマン”ではなく“コントロール”の手段!
ダイエット中の間食は、ガマンの対象ではなく、空腹をコントロールする手段と捉えることが大切。正しい間食を味方にすれば、ダイエットもストレスなく続けられます。
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この記事は、医療法人社団 百年会の理事長、田部田 英之が監修しています。
【経歴】
2002年 慶応義塾大学医学部卒業
2003年 順天堂大学ペインクリニック入局
2006年 保谷厚生病院麻酔科長就任
2009年 BIGTREE.練馬クリニック院長就任