魚にはダイエットに嬉しい成分が入っています。また、魚は種類によりとれる栄養素が異なります。ダイエット中、ぜひ積極的に魚をとりましょう。
ダイエットに魚は良い?
ダイエットに限らず、魚は体に良いから食べなさいと聞かれたことがある方は多いのではないでしょうか。今回はダイエットの観点から魚についてお話します。
魚はダイエットに良い影響を与えてくれます。特に、血行を良好に保つために必要な成分を含んでいます。ダイエット中、血行が悪い状態では体に必要な栄養素や酸素を運ぶことが難しくなり、結果的に代謝を悪くしてしまいます。代謝が悪くなってしまうと太りやすくなったり、疲労感や倦怠感などの不調にも繋がります。ダイエット中、血行を良好に保つことで、必要な栄養素や酸素を体中に配ったり、老廃物を回収して排泄することができます。
また、酸素はエネルギーを効率良く作り出すために必要不可欠であり、酸素不足は体の冷えにも繋がります。体が冷えて体温が低下してしまうと、基礎代謝が低下します。つまり、エネルギー消費ができなくなり、太りやすくなってしまいます。
このように、ダイエット中は血行を良好に保ち、内側からやせやすい体をつくるためにも、魚をとることがおすすめです。
ダイエット中は魚を積極的にとろう
上記の通り、魚はダイエットに嬉しい成分が入っています。ここからは具体的に魚のどの成分がダイエットにおすすめなのかお話します。
ダイエットに良い魚の成分①DHA・EPA
魚の油は血液をサラサラにしてくれるということを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。その成分がn-3系脂肪酸であるDHA・EPAです。血液の流れを良くしてくれるため、栄養素や酸素を体中に巡らせることができます。DHA・EPAを多く含む魚はあじ、いわし、さば、さんまなどの青魚です。ダイエット中のおかずにぜひ積極的にとりいれてください。
ダイエットに良い魚の成分②鉄
酸素を体に運ぶためには、酸素の運び屋が体に足りている状態でいることが必要です。酸素の運び屋はヘモグロビンです。ヘモグロビンは鉄からつくられます。ダイエット中に酸素を体中に運び、エネルギーをつくりやすい体にするためには、鉄をしっかりとっておくことが必要です。
鉄を多く含む魚はカツオ、マグロなどの赤身魚です。これらには、吸収されやすい鉄が入っています。特に冷え性などお持ちの方は、積極的にとりましょう。