ダイエット中に便秘があると痩せにくいことがあります。消化吸収に悪い影響があったり、老廃物が溜まってしまったりします。
便秘がダイエットに良くない理由を詳しく見ていきましょう。
便秘がダイエットに与える悪影響
代謝の低下
便秘になると腸内環境が悪化し、代謝をサポートする腸内細菌のバランスが崩れることがあります。代謝が低下すると、脂肪の燃焼効率が下がり、痩せにくくなります。
体重増加のように見える
便秘による体内の老廃物の蓄積で体重が増える場合があります。本来の脂肪燃焼や減量が進んでいても、数字に反映されにくくなるため、モチベーションが下がる原因にもなります。
むくみや腸内ガスの増加
便秘が続くと腸内でガスが溜まり、むくみやお腹の張りが生じやすくなります。これも一時的に「痩せにくい」「結果がでない」と感じる原因になります。
以上のことより、便秘を改善することで代謝が促進され、ダイエットの成果がより感じやすくなります。
便秘を解消するには?
便秘を改善するためには下記のポイントを守って頂けるとよいでしょう。
1. 食物繊維を意識する
• 野菜(特に葉物や根菜類)、果物、全粒粉食品を摂る。
• オートミールや玄米などの穀物もおすすめ。
2. 水分補給をする
• 便秘改善には1日1.5~2リットルの水分摂取が重要です。こまめに水分を取っていきましょう。
3. 腸内環境の改善する
• ヨーグルトやキムチ、味噌などの発酵食品を摂る。
• プロバイオティクス(ビフィズス菌や乳酸菌など)やプレバイオティクス(オリゴ糖や食物繊維など)を意識。
4. 適度な運動をこころがける。
• ウォーキングや腹筋を刺激する運動は腸の動きを助けます。
5. ストレス管理をする
• ストレスも腸の働きに影響を与えるので、リラックスする時間を作りましょう。
まとめ
食生活の見直しや運動量を増やすなどして便秘を解消していくことがダイエットへの近道です。
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荻窪クリニックの「メディカルダイエット」
この記事は、医療法人社団 百年会の理事長、田部田 英之が監修しています。
【経歴】
2002年 慶応義塾大学医学部卒業
2003年 順天堂大学ペインクリニック入局
2006年 保谷厚生病院麻酔科長就任
2009年 BIGTREE.練馬クリニック院長就任