3ヶ月前の腰痛が、まだ痛みが残っている状態というのは、単なるぎっくり腰ではなく、骨や椎間板の損傷を起こしている場合があります。例えば、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎圧迫骨折、腰椎すべり症など医療機関にて、検査を行い、診断をつけることをお勧めします。
ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛症」と言い、その名の通り急に腰に強い痛みが現れる症状のことを指します。重いものを持ったり、身体をひねったりなどの動作をした際に起こることが多いのですが、寝返りをうった時、咳やくしゃみをした時など普段と変わらない生活をしていても起きる場合もあります
一般的に1~2週間程度で落ち着き、徐々に回復していくのですが、この質問者のように3カ月後も痛みが続くようであれば、痛みが慢性化している場合も考えられます。慢性化してしまう要因には、「痛いから気を付けて生活しないと、、」と痛い箇所をかばって行動するなどの行動が制限されることのストレスや筋肉の緊張などの可能性も考えられます。
当院では、患者様の症状に合わせ、神経ブロック注射にて痛みの治療を行っております。神経ブロック注射により、筋肉や組織の緊張をゆるめ、血流を改善することで痛みを緩和していきます。
また、必ずしも神経ブロック注射の治療になるわけではないので、「注射は苦手だな、怖いな」という方も、まずは診察で痛みについて相談してください。