普段から自炊はせずに食事はコンビニ中心、という方も多いと思います。
毎日コンビニ食ではダイエットは難しい、そう思っていませんか?
実はコンビニの食事でもダイエットはできます。
ダイエットにコンビニ食品は味方?
ダイエットを行うにあたり自炊が良いのは分かってはいるものの、時間がなかったり、作るのが面倒で挫折してしまう方もいらっしゃるかと思います。
しかし、ダイエットは自炊をしなくても行うことができます。
今回はコンビニで買える食品をダイエットの味方につける方法をお伝えします。
ダイエット中、コンビニ食の選び方
ポイント1:個物買いをする
お弁当や丼ものなどを選択してしまうと、栄養素の摂取量やエネルギーのコントロールが難しく、栄養素の過不足が発生しやすくなります。
1日だけ1品ものになってしまうことはどなたでもあると思いますが、毎日のように続けてしまうと減量に必要な栄養素がとれず過剰な栄養素やエネルギーが消費できない事態に陥ってしまいます。
そのため、普段の食事はご飯などの主食、肉や魚のおかずの主菜、そして野菜などの副菜を個別に製品を買うことを意識しましょう。
ポイント2:同じ栄養素が多い商品をかぶらせない
おにぎり(糖質を多く含む食品)×パン(糖質を多く含む食品)というように、同じ栄養素がとれる食品を組み合わせてしまうと、特定の栄養素が過剰になり、一方で不足する栄養素がでてきます。おにぎりやパンなどは、特に手軽にお腹を満たすことができるため、意識しないと糖質過多の食事になってしまいます。ダイエットにおいて糖質の過剰摂取は脂肪を蓄積しやすくするため、なるべく避けたい状況です。食品の組み合わせも工夫しましょう。
ポイント3:「主食+主菜+野菜」が揃うようにする
ダイエットを効率よくすすめるためには、必要な栄養素をしっかりとり、過剰に栄養素やエネルギーを摂取しないことが大切です。
そのため、コンビニで食事を選択する際は「主食+主菜+野菜」の3つが揃うように選んで頂けると良いです。
食品を選んだ後は、食べ方も工夫してダイエットを効率良く行おう
適切な食品を選べても、食べ方ひとつで、ダイエットに効果的かそうでないかがわかれます。食べ方のポイントは主に2つあります。
1つ目は食べる順番です。
ダイエットを行うにあたり一度は聞いたことがあるかもしれませんが、やはり食べる順番は重要です。先程ダイエット中のコンビニの選び方に「主食+主菜+野菜」を揃えるように個別買いをすることがコツであるとお伝えしました。この3つの食品の食べる順番を工夫しましょう。順番は「野菜→主菜→主食」が理想的です。これにより、血糖値の急上昇を抑えて脂肪の蓄積を抑制します。
2つ目はよく嚙むことです。
適切な食品を選択し、たべる順番をいくら気にしても、一気に食べてしまっては効果が半減してしまいます。しっかり噛むことも大切にしましょう。これにより、脂肪の蓄積を抑制できると共に、満腹感も得られ食欲コントロールも行いやすくなります。
コンビニ食でもダイエットはできる!
当院にご来院頂いた方で、コンビニ食をうまく活用し、半年で10kgの減量に成功されました。皆さんも普段の食事選択に是非ご活用ください。
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荻窪クリニックの「メディカルダイエット」
この記事は、BIG TREE. 荻窪クリニックの院長、榎本達也が監修しています。
【資格】
ペインクリニック学会専門医
東京都かかりつけ医認知症研修終了
【経歴】
2005年 順天堂大学医学部卒業
2005年 公立学校組合共済 関東中央病院 内科研修医
2007年 順天堂大学麻酔科学ペインクリニック 講座入局
2011年 順天堂大学大学院卒業(痛みと抗うつ薬に関する論文にて学位授与)
2014年 米国Boston scientific surgical centerにて脊髄刺激電極について研修
2015年 武蔵野陽和会病院 整形外科医員
2022年 BIGTREE.荻窪クリニック院長就任