私たちの施設では74%の方が女性のお客様です。
私たちコーチも女性のお客様から
「骨盤がゆがんでいて、、。」
「産後で骨盤がゆるくなってしまっている、、。」
「年齢とともに骨盤がひろがってきた、、。」などの声を女性のお客様から聞くことがあります。
女性が年齢や人生のイベントごとに骨盤の問題が増えていくことが多いです。
骨盤を上手に動かすことによって、普段行っているトレーニングがより効率的に動かせるようになり、ダイエットがかなり捗ります。
今回は私たちが女性をダイエット・トレーニング指導する上で骨盤に対するアプローチは欠かせません。骨盤からのダイエットのについて掘り下げていきます。
男性と女性の骨盤差
女性の骨盤
・幅が広く、縦が短く浅い
・恥骨下角は男性より大きく約80度
・骨盤上口は円形または横長楕円形
・仙骨は幅広で短い・後弯が弱い
男性の骨盤
・幅が狭く、縦が長く深い
・恥骨下角は男性より大きく約60度
・骨盤上口はハート型
・仙骨は狭く細長く・後弯が強い
成人男性と女性では骨盤の形状や状態に大きく違いがあります。女性は人類繁栄のために妊娠・出産という機能が備わっています。
そのため骨盤は伸縮しやすく、歪みやすいと言われています。
骨盤の歪みを解消していくためには、骨盤底筋群・腹横筋・多裂筋・横隔膜を上手につかっていくことがダイエットの鍵となります。
ダイエットには骨盤鍛えること重要?
骨盤を鍛えるといわれて「?」を浮かべる方は正しいです。正確には骨盤を支える筋肉を鍛えることが重要です。上記にも記載した通り、骨盤底筋群・腹横筋・多裂筋・横隔膜を機能させることによって、胴体を細く見せることができます。
★ダイエットに重要な筋肉
・骨盤底筋群
・腹横筋
・多裂筋
・横隔膜
上記の筋肉を鍛えることによって肋骨角が狭くなっていきます。肋骨が狭くなっていくことに見た目が変わることにより、体重は変わらないけど見た目がすっきりしていきます。
骨盤ダイエットなにをすればいい?
具体的には呼吸法が重要になっていきます。
呼吸法は胸式呼吸が重要になります。腹圧を高めて、胸式呼吸を行うことによって、肋骨の可動性があがり、体幹の能力があがります。
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この記事は、BIG TREE. 荻窪クリニックの院長、榎本達也が監修しています。
【資格】
ペインクリニック学会専門医
東京都かかりつけ医認知症研修終了
【経歴】
2005年 順天堂大学医学部卒業
2005年 公立学校組合共済 関東中央病院 内科研修医
2007年 順天堂大学麻酔科学ペインクリニック 講座入局
2011年 順天堂大学大学院卒業(痛みと抗うつ薬に関する論文にて学位授与)
2014年 米国Boston scientific surgical centerにて脊髄刺激電極について研修
2015年 武蔵野陽和会病院 整形外科医員
2022年 BIGTREE.荻窪クリニック院長就任