朝食を食べる習慣がないのですが、ダイエット中は朝ごはんを食べたほうが良いですか?

ダイエット中は朝ご飯を食べることをおすすめします。今まで朝ごはんを食べる習慣がなかった方は、徐々に食べられるようにしていけるといいです。

今回はダイエット中、おすすめの朝食についてご紹介します。自分の生活に合わせてとりいれられそうなところからはじめてみてください。

ダイエット中、朝ごはんを食べた方が良い理由

朝食を食べることにより、ダイエットをより効果的に行うことができます。

私たちは食べることによってもエネルギーを消費します。特に朝ごはんを食べることで内臓の動きが活発になり、その結果消費エネルギーを高めることができます。

また食事回数が減ってしまっても、エネルギー消費量が減ってしまうため、1日3食よく噛んで食事をとり、内臓を動かす事は大切です。

さらに朝食を食べることにより1日食べたものが脂肪として蓄えにくくなります。

このように朝ご飯を食べることで代謝を維持しながら痩せることが可能です。ダイエットを始めたら、朝ごはんを食べる習慣も一緒に身に付けましょう。

ダイエット中のおすすめ朝ごはん

朝ごはんを食べる習慣がない理由は人それぞれ異なると思います。今回はダイエット中にお勧めの朝ごはんをご紹介します。ご自身の生活に合わせてできるところから取り組んでみてください。

★ダイエット中のおすすめ朝ごはん① 味噌汁

朝時間がない、食欲がなくあまり食べられない方におすすめです。

ダイエット中の朝ごはんで特にとっておきたい栄養素がたんぱく質、食物繊維です。これらを朝ごはんでしっかりとることで、その日1日食べたものが脂肪になりにくくなります。

味噌汁に豆腐と野菜、きのこ、海藻類など好きな具材を組み合わせてとることで、たんぱく質、食物繊維をとることができます。

朝時間がなくて味噌汁をつくっている時間がない方は、味噌玉をつくっておくこともおすすめです。

味噌玉 材料(1食分)

・味噌 小さじ2杯
・顆粒だし 小さじ1杯
・好きな具材1食分 
 ※火を通さずに食べられるもの
  乾燥わかめ、とろろ昆布、桜えび、生姜、ねぎなど

材料を混ぜ合わせて1食分ずつラップで包んで冷凍庫で保存することで1ヶ月程度持たせることができます。

食べるときは味噌玉にお湯を注ぐだけで完成です。

★ダイエット中のおすすめ朝ごはん② 定食スタイル

朝ごはんを食べる時間がある、朝からしっかり食べられる方は定食スタイルの食事がおすすめです。

しかし朝は胃腸が休まっている状態から動き出すため、食べ過ぎはよくないです。

そのため、朝ごはんの定食スタイルは主食、おかず、汁物やサラダのセットがおすすめです。

ダイエット中におすすめの主食は玄米、雑穀米、さつまいも、おすすめのおかずは納豆、豆腐、卵、鮭など低脂質高たんぱくの魚です。

最終的には朝から定食スタイルの食事がとれるようにできるとよいです。

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この記事は、BIG TREE. 荻窪クリニックの院長、榎本達也が監修しています。

【資格】
ペインクリニック学会専門医
東京都かかりつけ医認知症研修終了

【経歴】
2005年 順天堂大学医学部卒業
2005年 公立学校組合共済 関東中央病院 内科研修医
2007年 順天堂大学麻酔科学ペインクリニック 講座入局
2011年 順天堂大学大学院卒業(痛みと抗うつ薬に関する論文にて学位授与)
2014年 米国Boston scientific surgical centerにて脊髄刺激電極について研修
2015年 武蔵野陽和会病院 整形外科医員
2022年 BIGTREE.荻窪クリニック院長就任

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