ダイエットにプロテインを取り入れようと思います。ダイエット中の上手なプロテインの使い方を教えてください。

ダイエットにプロテインを用いる際は、目的に応じて種類の使い分けプロテインをとるタイミングなどを工夫すると良いです。
今回はダイエット中の上手なプロテインの活用方法をお伝えします。

■プロテインの種類と特徴

プロテインには3種類があります。

  • カゼインプロテイン
  • ホエイプロテイン
  • ソイプロテイン

カゼインプロテイン、ホエイプロテインは牛乳由来のタンパク質が含まれており、
ソイプロテインは大豆由来のタンパク質が含まれています。

それぞれの特徴です。

カゼインプロテイン

牛乳由来のタンパク質のため動物性タンパク質がとれる。
そのため必須アミノ酸をバランスよくとることができる。
吸収がゆっくりなため、腹持ちがよく、満腹感が続きやすくダイエット中には嬉しい効果が。
腹持ちを良くしたいダイエット中にもおすすめのプロテイン。

ホエイプロテイン

カゼインプロテインと同様に牛乳由来のタンパク質。
動物性タンパク質であり必須アミノ酸をバランスよく含んでいる。
ホエイプロテインは水に溶けやすく、消化吸収が素早い。
そのため、ダイエット中の運動時などに摂るとよいプロテイン。
比較的溶けやすいため、溶け残りが気になる方にもおすすめ。

ソイプロテイン

大豆由来のプロテインのため、タンパク質は植物性由来。
水に溶けにくく、消化吸収が緩やかなのが特徴。
腹持ちが良く、ダイエット中の間食などにとり入れるのにおすすめのプロテイン。

■ダイエット中のプロテインの活用方法

ダイエット中の運動と併用してプロテインをとる場合:
おすすめのプロテインはホエイプロテインです。
ホエイプロテインは吸収がはやいので、ダイエット中の運動で使った筋肉の修復には役立ちます。

ダイエット中の間食や置き換えなどにプロテインを使う場合:
ソイプロテインもしくはホエイプロテインを豆乳で割ることがおすすめです。
必ず大豆のタンパク質をとれるように活用することで腹持ちが良くなります。

■ダイエット中プロテインを活用する際に注意すること

プロテインにもカロリーがある

そのためとりすぎてしまっては体重は減りません。
通常の食事の量を考えてプロテインは摂るようにしましょう。

また、プロテインの割り方は水で割る、牛乳で割る、豆乳で割るなどがあります。
牛乳は乳糖や乳脂肪が多いこともあるので入れる牛乳の量にも注意が必要です。

タンパク質はダイエット中とても大切な栄養素になります。
プロテインもうまく活用してダイエットを健康的に行いましょう。

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荻窪クリニックはメディカルフィットネスに力を入れています

この記事は、BIG TREE. 荻窪クリニックの院長、榎本達也が監修しています。

【資格】
ペインクリニック学会専門医
東京都かかりつけ医認知症研修終了

【経歴】
2005年 順天堂大学医学部卒業
2005年 公立学校組合共済 関東中央病院 内科研修医
2007年 順天堂大学麻酔科学ペインクリニック 講座入局
2011年 順天堂大学大学院卒業(痛みと抗うつ薬に関する論文にて学位授与)
2014年 米国Boston scientific surgical centerにて脊髄刺激電極について研修
2015年 武蔵野陽和会病院 整形外科医員
2022年 BIGTREE.荻窪クリニック院長就任

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