ダイエット中でも、コンビニを上手に活用すれば手軽に栄養バランスの取れた食事が可能です。
ポイントは「高たんぱく・低脂質・適度な糖質・食物繊維・ビタミン・ミネラル」を意識することです。今回は、具体的なコンビニでの食事の選び方をご紹介します。

ダイエット中におすすめのコンビニ食品とは?栄養バランスを整えるコツも紹介
高たんぱく・低脂質のおすすめコンビニ食品

たんぱく質はダイエット中の体重管理や筋肉量維持に欠かせません。
- サラダチキン(プレーン・ハーブ味)
- ゆで卵
- ギリシャヨーグルト(オイコス・パルテノなど)
- プロテインバー/プロテインドリンク
いずれも脂質が控えめで、間食や朝食、運動後の補食として最適です。
野菜・ビタミン・食物繊維がとれるコンビニ食品
ダイエット中は野菜不足になりがち。食物繊維やビタミン類はカット野菜やサラダで補いましょう。
- カット野菜・サラダ(千切りキャベツ、ミックスサラダ、海藻サラダなど)
- わかめスープ・インスタント味噌汁
- 野菜スティック(きゅうり・にんじん)
ノンオイルや和風のドレッシングを選ぶと、脂質を抑えつつ栄養がとれます。水分や食物繊維を同時に摂ることで、満腹感も得られます。
良質な糖質がとれるコンビニ食品
血糖値の急上昇を防ぐためには、糖質の「質」と「量」を意識することがポイントです。
- もち麦・雑穀入りおにぎり
- 枝豆やひじき入りおにぎり
- 低糖質パン(例:ローソンのブランパン)
- おでん(大根、白滝、こんにゃく、卵、がんもなど)
- 冷ややっこ・納豆
白米よりも食物繊維の多い雑穀類を選ぶと、腹持ちも良くなります。おでんは低カロリーで栄養バランスも良く、夕食にもおすすめです。
間食・おやつにおすすめのコンビニ食品
甘いものが欲しくなったときも、選び方次第でダイエットの妨げにはなりません。
- 高カカオチョコ(70%以上)
- 寒天ゼリー
- 小袋ナッツ
高カカオチョコは血糖値が上がりにくく、少量でも満足感が得られます。ナッツは健康的ですがカロリーが高いため、1袋を目安に量を守ることが大切です。
ダイエット中の飲み物の選び方
飲み物の選び方もダイエットの成否に影響します。糖分を避けて、代謝をサポートしましょう。
- 無糖炭酸水
- 緑茶
- ブラックコーヒー
ジュースや砂糖入り飲料は避け、無意識のカロリー摂取を防ぎましょう。水分をしっかり摂取することで代謝もサポートされます。
ダイエット中でもコンビニ食を賢く選ぼう
このように、コンビニにはダイエット中でも活用できる食品がたくさんあります。
事前に選択肢を決めておくと、誘惑に負けずに栄養バランスの整った食生活を賢く継続できます。忙しい日常の中でも無理なく続けるために、ぜひ上手に取り入れてみてください。

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この記事は、医療法人社団 百年会の理事長、田部田 英之が監修しています。
【経歴】
2002年 慶応義塾大学医学部卒業
2003年 順天堂大学ペインクリニック入局
2006年 保谷厚生病院麻酔科長就任
2009年 BIGTREE.練馬クリニック院長就任