ダイエットが3日坊主になる原因は糖質にあった!?
ダイエットを決意して食事改善をしたのに3日後にはドカ食いしてしまう、一口だけで終わるつもりが一袋完食してしまうなど、ダイエット中食欲と戦っている方は多いのではないでしょうか。
自分の食欲をコントロールできない日々が続くと自分は意思が弱すぎる、ダイエットなんてできないと思ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、食事制限をはじめて食欲がコントロールできない、どうしても食べてしまうということはその人の意思の強さにはあまり関係ないと言えます。
食欲コントロールのカギは、意思ではなく、脳のメカニズムにあります。
ダイエット前、ごはん、パン、パスタ、うどん、スイーツ、甘い飲み物など好きな糖質を食べまくっていたという人は糖質中毒に陥っている可能性があります。糖質を食べることで脳は幸せホルモンを分泌するため、糖質をやめられなくなってしまっているのです。その結果、ダイエット中に食欲が押し寄せてしまいやすいのです。
では、糖質中毒に陥ってしまったら抜け出せないのかというとそういうわけではありません。糖質中毒は食事のとり方で抜け出すことができます。
脱3日坊主ダイエット!糖質中毒から抜け出す方法
脱3日坊主ダイエットポイント①:必要な栄養素をしっかりとる
まず、糖質中毒を抜け出すためにカギになる栄養素が、食物繊維とタンパク質です。これらの栄養素を不足なくとることで、血糖値を安定させることにつながります。血糖値が安定することで、食欲のコントロールがしやすくなります。タンパク質、食物繊維は人それぞれ必要量がことなるため、管理栄養士など専門家と相談して不足なくとるようにしましょう。
脱3日坊主ダイエットポイント②:午前中こそ栄養バランスに気をつけて食べよう!
食物繊維、タンパク質はしっかりとることが大切なのですが、とくにこれらの栄養素を午前中にとることが大切です。朝はお腹が空いていないから食べない人やお昼は時間がないからコンビニでパンを食べて終わりの人など、午前中に食べる食事をおろそかにしてしまうと午後食欲が爆発してしまいやすくなります。午後、特に15時以降の食欲コントロールにお悩みの方は、午前中のタンパク質、食物繊維の摂取量を見直してみましょう。
脱3日坊主ダイエットポイント③:「食べてはいけない」をやめる
食欲をコントロールするために食事を整えることはもちろん大切ですが、メンタル面もかなり重要になってきます。〇〇してはいけないといった自分に対して制限をかけ続けてしまうと心が疲れてしまいます。ダイエットは心も体も満足した状態であることが大切です。心の満足度も考慮して食事を少しずつ整え、習慣にしていきましょう。習慣にすることで、「頑張っている状態」から脱することができるため、リバウンドの心配もなくなります。
この記事の監修者
この記事は、BIG TREE. 荻窪クリニックの院長、榎本達也が監修しています。