あります。今回は、立ち仕事と腰痛の関係、簡易的な対策をお伝えさせていただきます。
腰痛にも時期によってアプローチの方法が異なりますので参考程度にしていただけたらと思います。
立ち仕事と腰痛の関係

立ち仕事は、特に長時間同じ姿勢でいることが多いため、腰痛を引き起こすリスクが高い職業の一つです。腰痛は、筋肉や靭帯、椎間板などの問題によって引き起こされることが多く、立ち仕事をしていると、これらの部位に過度の負担がかかることがあります。特に、姿勢が悪い、適切な休憩を取らない、運動不足などが重なると、腰痛のリスクがさらに高まります。そこで、立ち仕事をしている方々に向けて、腰痛の予防方法を詳しく解説します。
対策
1. 正しい姿勢を保つ
立ち仕事をする際には、正しい姿勢を保つことが非常に重要です。以下のポイントに注意しましょう。
- 足の位置
足は肩幅程度に開き、体重を均等に分散させるようにします。片足に体重をかけるのではなく、両足を使って立つことが大切です。 - 膝の位置
膝は軽く曲げ、ロックしないようにします。膝を伸ばしすぎると、腰に負担がかかります。 - 骨盤の位置
骨盤を前に傾けすぎず、後ろに引きすぎないように注意します。自然な位置を保つことで、腰への負担を軽減できます。 - 肩の位置
肩はリラックスさせ、耳と肩の間にスペースを持たせるようにします。肩をすくめたり、前に出したりしないようにしましょう。


2. 適切な靴を選ぶ
立ち仕事をする際には、靴選びも非常に重要です。以下のポイントを考慮して靴を選びましょう。
- クッション性
足への衝撃を吸収するために、クッション性のある靴を選びます。特に、足底にクッションがある靴が理想的です。 - サポート力
アーチサポートがしっかりしている靴を選ぶことで、足の疲れを軽減し、腰への負担を減らすことができます。 - サイズ
サイズが合っていない靴は、足や腰に不必要な負担をかける原因となります。自分の足に合った靴を選びましょう。
3. 定期的なストレッチと運動
立ち仕事をしていると、筋肉が硬くなりやすくなります。定期的にストレッチや軽い運動を行うことで、筋肉の柔軟性を保ち、腰痛を予防することができます。
- ストレッチ
仕事の合間に、腰や背中、脚のストレッチを行いましょう。特に、腰をひねるストレッチや、前屈のストレッチが効果的です。 - 軽い運動
仕事の合間に少し歩いたり、軽い体操をすることで、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげることができます。


4. 休憩を取る
長時間立ちっぱなしでいることは、腰に大きな負担をかけます。定期的に休憩を取り、体をリフレッシュさせることが重要です。
- 短い休憩
30分ごとに1〜2分の短い休憩を取り、足を動かしたり、軽くストレッチをすることを心がけましょう。 - 長めの休憩
1時間ごとに5〜10分の長めの休憩を取り、座ってリラックスする時間を設けると良いでしょう。
5. 体重管理
体重が増えると、腰にかかる負担も増加します。健康的な体重を維持することは、腰痛予防にとって非常に重要です。
- バランスの取れた食事
野菜や果物、全粒穀物、良質なタンパク質を含むバランスの取れた食事を心がけましょう。 - 定期的な運動
有酸素運動や筋力トレーニングを取り入れることで、体重管理を行い、腰への負担を軽減します。


6. 専門家の相談
腰痛が慢性的に続く場合や、痛みが強い場合は、専門家に相談することが重要です。整形外科医や理学療法士に相談することで、適切な治療やアドバイスを受けることができます。
まとめ
立ち仕事は腰痛を引き起こすリスクが高いですが、正しい姿勢や適切な靴の選択、定期的なストレッチ、休憩の取り方、体重管理などを実践することで、腰痛を予防することが可能です。自分の体を大切にし、日常生活に取り入れられる予防策を実践して、快適な立ち仕事を続けていきましょう。当院には、医師・理学療法士、管理栄養士が在籍しております。その方にあった評価とアプローチを行い、状態に応じた腰痛に対する対策を提案してまいります。
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この記事は、医療法人社団 百年会の理事長、田部田 英之が監修しています。
【経歴】
2002年 慶応義塾大学医学部卒業
2003年 順天堂大学ペインクリニック入局
2006年 保谷厚生病院麻酔科長就任
2009年 BIGTREE.練馬クリニック院長就任