prismgate 従来の栄養学では、カロリー制限食はダイエットや糖尿病でメインの食事療法でした。
カロリー制限をすることで、糖尿病、心筋梗塞や脳卒中、がん、認知症の予防効果があります。ただし、カロリー制限をすることで、糖尿病の男性患者においては、大腿骨頸部の骨密度が低下した、というエビデンスがあります。他にも筋肉量の減少、貧血が起こりやすくなる、などの研究結果もあります。
カロリー制限のデメリット
- 骨密度の低下
- 筋肉量の減少
- 貧血
このような結果から、カロリー制限はある一定以上の効果は期待できるが、ロコモティブシンドローム（骨粗鬆症、変形性関節症、筋萎縮）の根本的な解決にはほど遠いということです。
特にご質問者様は50代女性ということなので、骨密度の問題が懸念されます。女性ホルモンのエストロゲンは、骨からカルシウムが溶け出すのを抑制しています。そのため、閉経を迎えた方ですと女性ホルモンの分泌が低下してしますので、急激に骨密度が減少していきます。
ご質問者様の長期的な将来を考えると、無理なカロリー制限はおすすめできません。