お寿司はダイエットに良い?悪い?
お寿司は魚や貝など魚介類をとることができるため、ダイエットの味方となるたんぱく質や良質な脂質を含みます。しかし、糖質も多くとれてしまったり、ネタによっては脂質を多く含むものもあります。そのため、ダイエットにはメリット、デメリットがあるため、食べ方には注意が必要です。
ダイエットへのメリット
魚介類に含まれるたんぱく質、良質な脂質をとることができます。魚介類は効率良く、良質なたんぱく質をとることができます。また、魚は特にオメガ3と呼ばれる良質な脂質を含むため、血流や代謝の改善につながります。
ダイエットへのデメリット
食べる量によっては、シャリで糖質の摂取量が過剰になってしまいます。通常サイズのお寿司は10貫でお茶碗大盛1杯分(250g)がとれます。お寿司でお腹いっぱいにしようとすると、糖質が過剰になりやすいため注意が必要です。
また、脂質の量が多い種類や部位があるため、食べ過ぎてしまうと脂肪の蓄積につながります。
ダイエット中、お寿司を食べるときのポイント
①食前に味噌汁をとる
特にわかめ、あおさなど食物繊維が豊富な食材が入った味噌汁をお寿司を食べる前にとることで、血糖値が上がるのを防ぎ、脂肪になりにくくなります。
さらに、汁物はお腹も膨れるため、食べ過ぎも防ぐことにもつながるのでおすすめです。
②最大でも10貫までに抑えることがおすすめ。
ネタでたんぱく質がとれる以上に糖質がとれてしまうので、食べる量には注意です。
寿司は4貫でお茶碗軽く1杯分(100g)程度の糖質、10貫でお茶碗大盛1杯分(250g)がとれます。シャリ少なめなど、糖質の摂取量をコントロールする必要があります。
③サイドメニューで満足感をプラスする
枝豆、茶碗蒸し、味噌汁などを追加してお寿司の食べる量をコントロールすることで糖質のとりすぎを抑えることができます。
ダイエット中、おすすめの寿司ネタ
①低脂質、高たんぱく質のもの
マグロの赤身、サーモン、タイ、カレイ、ヒラメ、貝類、タコ、イカ、エビなど
寿司はネタによっては脂質が多く、糖質(ごはん)と脂質(ネタ)のダブルパンチで脂肪がつきやすくなってしまいます。そのため、たんぱく質がしっかりとれるネタを選べると良いです!
②良質な脂質がとれるもの(青魚)
アジ、イワシ、サバなど
DHA、EPAが豊富に含まれている魚の油をとることで、脂肪を燃やしてくれる細胞が増えて代謝が良くなります。お寿司を食べるなら青魚もおすすめです!
お寿司からとれる栄養素を理解して、ポイントを意識し、食べることでダイエット中もお寿司を楽しむことができます。ぜひ活用してみてください。
この記事の監修者
この記事は、BIG TREE. 荻窪クリニックの院長、榎本達也が監修しています。