ダイエットをしてもうまくいかず悩んでいる方も多いかと思われます。
代謝が低いと痩せにくいどころか太りやすい体質になってしまいます。
代謝を上げて太りにくい体質に変わるために、今回は代謝が低い原因と対処法について紹介いたします。
代謝が低い原因は?
代謝が低い原因として、以下の原因が挙げられます。
①筋肉量が少ない。
筋肉は体を支えるほか体温をつくり出す役割をになっており、基礎代謝と関係があります。
筋肉と代謝の関係
代謝には「基礎代謝」、「活動代謝」、「食事誘発性熱産生」があり、中でも基礎代謝は最も多くのエネルギーを消費する代謝です。
基礎代謝とは、体温維持・人が生きていくための必要最低限のエネルギーを指し、生きているだけで消費されるエネルギーです。1日に消費するエネルギーのうち約70%を占めます。
基礎代謝は各臓器で使われている中で、筋肉で消費されるエネルギーが多いことから、筋肉量と関係があるといわれています。
筋肉が少ないと代謝も少なく、その分脂肪で埋めようとし悪循環になってしまい太りやすくなってしまいます。
しかし、筋肉量をあげることで基礎代謝も上がり太りづらい体質に変えてくれます。
基礎代謝は、ハリスベネディクトの式から伸長・体重・年齢等でおおよその基礎代謝量が計算できます。
男性:66+13.7×体重(kg)+5.0×身長(cm)-6.8×年齢
女性:665+9.6×体重(kg)+1.7×身長(cm)-7.0×年齢
②乱れた生活リズム、食習慣
夜遅い食事や朝食を食べないなど、乱れた食習慣も代謝を低くする原因に挙げられます。
③加齢
筋肉量の減少や臓器の衰えから消費活動量が減り、基礎代謝が減ってしまいます。
代謝をあげるにはどうしたらいいの?
代謝をあげる為には、今の生活習慣を改善していくことが大切です。
では実際に代謝を上げる習慣を紹介していきます。
①筋肉量を増やす
基礎代謝の消費エネルギーの中で、一番消費が高い筋肉量を上げることが代謝をあげることに効果的です。
②食習慣や食事内容を意識する
食事の時間や食事内容も代謝を良くすることに関係があります。
特に筋肉量を増やすには食事からのタンパク質摂取も関係することから、
毎食のタンパク質摂取を意識していきましょう。
また、朝食食べることも体温が上がり代謝を上げやすくなることからタンパク質を意識しつつ朝食を摂取していきましょう。
③水分をしっかり摂る
水を飲むことで血行が良くなり、細胞が活性化することから基礎代謝もあがります。
また白湯を飲むことで胃腸が温まり、内臓の働きを活性化することから白湯を飲むこともおすすめです。
この記事の監修者
この記事は、BIG TREE. 荻窪クリニックの院長、榎本達也が監修しています。