代謝を上げるためにタンパク質をとるのはとても大切です。
しかし、その前にやるべきことがあります。それは、腸内環境を整えることです。
ダイエットで腸内環境が大切な理由
タンパク質はダイエットに必須の栄養素です。そのため、ダイエット中はぜひ意識して頂きたいです。
そんなタンパク質ですが、吸収されることで身体の機能の維持に使うことができます。
つまり、タンパク質を吸収できる身体であることが、タンパク質をとることと同じくらい大切です。
タンパク質は腸で吸収されます。腸内環境が悪いとせっかくとったタンパク質も吸収されず、身体で使うことができません。
さらに、吸収されなかったタンパク質は腸内環境を荒らす原因となってしまいます。結果的に便秘などを引き起こし、体重もなかなか減らなくなってしまいます。
ダイエットで、食べたタンパク質を利用するためには、腸内環境のケアがとても大切です。
ダイエットをはじめたらまずは腸内環境を整えよう
ダイエットを始めたら、まずはたんぱく質をはじめ、食べたものの栄養素がしっかり体に吸収されるために腸内関係を整えることが大切です。
食べたものがしっかり吸収されることで、身体の中の機能が正常に作用し、代謝を促すことに繋がります。
腸内環境を整えるために、大切な栄養素が食物繊維です。
ダイエット中、特に不足したくない栄養素の1つでもあります。
食物繊維は野菜、果物、海藻、きのこ、玄米、大麦などに多く含まれています。
これらの食品を積極的にとりましょう。
ダイエット中、腸内環境を整える食事のコツ
ダイエット中、食物繊維をしっかりとるためのコツは主食の内容を工夫することと、
毎食野菜料理を準備することです。
ダイエット中、腸内関係を整えるためにお勧めの主食はお米です。
特にもち麦や玄米などは精白米と比べて食物繊維やビタミンの含有量が多く、より必要な栄養素がとれます。
ダイエット中は食物繊維がとれる主食を意識しましょう。
また、ダイエット中にお勧めの野菜・キノコ・海藻がとれるメニューは
生野菜サラダ、酢の物やマリネ、スープや味噌汁など温かい汁物が理想です。
ダイエット中は、たんぱく質のとれるおかずの摂取を意識すると共に、主食、おかずからの食物繊維の摂取量も意識してみてください。
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この記事は、BIG TREE. 荻窪クリニックの院長、榎本達也が監修しています。
【資格】
ペインクリニック学会専門医
東京都かかりつけ医認知症研修終了
【経歴】
2005年 順天堂大学医学部卒業
2005年 公立学校組合共済 関東中央病院 内科研修医
2007年 順天堂大学麻酔科学ペインクリニック 講座入局
2011年 順天堂大学大学院卒業(痛みと抗うつ薬に関する論文にて学位授与)
2014年 米国Boston scientific surgical centerにて脊髄刺激電極について研修
2015年 武蔵野陽和会病院 整形外科医員
2022年 BIGTREE.荻窪クリニック院長就任