脂質異常症|どうやって治療していくの?~運動編~

前回は、脂質異常症の治療に関して食事・栄養の観点からお話をさせていただきましが、今回は運動療法について説明させていただきます。

運動を継続して行う!

脂質異常症の改善のためには、少しきついと感じるくらいの中等度の有酸素運動1日に合計30分以上行うとよいとされています。
たとえば、中等度強度の有酸素運動には、ウォーキング、速歩き、スロージョギング、社交ダンス、水泳、サイクリング、ベンチステップ運動などの運度が該当します。
運動をする前には、準備運動・整理運動をしっかり行うことも大切です。

運動の強さ(強度)の例

先ほどお伝えした通り、ややきついと感じる程度が良いと言われています。
脈拍数(1分間に何回心臓が拍動するか)は、運動の強度の目安になるため、自分の脈拍数を測りながら運動してください。

ウォーキング時の
脈拍数の目安は、次の式で求めることができます。

(220-年齢)×0.5=運動の時に目安にする脈拍数(回/分)

他に高血圧や心疾患、糖尿病等で末梢神経障害がある方などは、疾患の種類や程度によって運動強度を決定することになるため、担当医へ相談しましょう!

週3日は運動しよう! 

運動はできれば毎日行うのがよいですが、最低でも週3日は実施することが望ましいといわれています。
定期的に運動すると、善玉コレステロールが増えて中性脂肪が減少すると考えられているほか、以下のような効果も期待できます。

  • 体力の維持や増加
  • 肥満の解消
  • 動脈硬化性疾患の予防・治療効果
  • メタボリックシンドローム(高血糖・高血圧・脂質代謝異常と内臓肥満により心臓病など を引き起こしやすい状態)の予防・治療効果
  • ストレス解消

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