本日来院された方は、両股関節を変形性股関節症と診断され、痛みの改善のために来院されました。
実際によくよく話をきいてみると、この方は変形性股関節症だけではなく、過去に腰椎の圧迫骨折も起こしていました。
圧迫骨折による前傾姿勢
現在は腰から股関節にかけて痛みがあるそうです。圧迫骨折を起こすと、姿勢変化が起こります。
姿勢は徐々に前傾姿勢になっていきます。診察後、現在の痛みの改善、予防のために運動を中心としたリハビリをしています。
まず第一段階として関節をしっかりを稼働範囲を動かせるようにするためストレッチを行います。
その後、動く範囲を確保できたら、体重をかけないでトレーニングを行い、慣れてきたら体重をかけてトレーニングを行います。
段階的なトレーニング
①可動域確保のためのストレッチ
②体重をかけないでトレーニング
③体重をかけてトレーニング
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この記事は、BIG TREE. 荻窪クリニックの院長、榎本達也が監修しています。
【資格】
ペインクリニック学会専門医
東京都かかりつけ医認知症研修終了
【経歴】
2005年 順天堂大学医学部卒業
2005年 公立学校組合共済 関東中央病院 内科研修医
2007年 順天堂大学麻酔科学ペインクリニック 講座入局
2011年 順天堂大学大学院卒業(痛みと抗うつ薬に関する論文にて学位授与)
2014年 米国Boston scientific surgical centerにて脊髄刺激電極について研修
2015年 武蔵野陽和会病院 整形外科医員
2022年 BIGTREE.荻窪クリニック院長就任