皮膚に痛みを感じており、帯状疱疹ではないかと心配です。帯状疱疹になるとどんな症状がでますか?

 現在、テレビのCMなどでも話題の帯状疱疹。 自分もかかってしまうのではないかと心配ですよね? 今回は帯状疱疹の症状について説明します☺

帯状疱疹の特徴

帯状疱疹は、ヘルペスウイルスの一種である帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。
特徴としましては、特定の神経を通って皮膚表面に沿って広がる帯状の発疹や水疱があります。通常、発疹が痛みやかゆみを伴い、感染がある神経の範囲に沿って起こります。

発疹の前にはしばしば痛みやかゆみを感じることがあります。


初期の症状

帯状疱疹の初期症状は、以下のようなものがあります。

1. 皮膚の赤みや炎症
2. 神経痛やしびれ感
3. 痛みやかゆみ
4. 発疹が現れる前の頭痛や倦怠感
5. 発熱体のだるさ

これらの症状が現れると、帯状疱疹の可能性が高いため、早めに病院に行くことをおすすめします。 

発症する部位

帯状疱疹は、通常、背中や腹部、胸部、または顔の一側に沿って発生します。
しかし、他の部位にも現れることがあります。発疹が神経に沿って広がるため、発疹の位置は感染した神経の経路に従います。

 背中
 背中に発生した場合、帯状の発疹が通常、背骨の周りや脊柱の一側に沿って広がることがあります。
この場合も、他の部位で見られる症状と同様に、早めの医師の診察が重要です。

 腹部 
帯状疱疹が腹部に現れることもあります。
腹部に発生した場合、帯状の発疹が腹部の一側に沿って広がることがあります。


 帯状疱疹が顔に現れることもあります。顔に発生した場合、帯状の発疹が顔の一側、特に目の周りや耳の近く、あるいは顔の半分に沿って広がることがあります。
顔に発生する場合は、目や耳への影響が出やすく、早めの病院へかかりましょう。

他にも頚部から上腕にかけてなど、発症します。 

注意すべきこと 

帯状疱疹には注意するためのいくつかのポイントがあります。
 
1. 早期の症状に注意を払う
初期の症状が現れたら、すぐに医師に相談してください。早期の治療は合併症のリスクを減らすのに役立ちます。

 2. 皮膚の清潔を保つ
発疹が現れたら、清潔な状態を保つことが重要です。定期的にシャワーを浴び、皮膚を清潔に保ちましょう。
 
3. 発疹を触らない
発疹を触ったりこすることで感染が広がる可能性があります。触らずに保つように心がけてください。

 4. 医師の指示に従う 
医師が処方した薬や治療法を正確に守ることが重要です。自己判断で治療を中断しないでください。 

5. 免疫力を高める
健康な生活習慣を維持し、バランスの取れた食事を摂取し、ストレスを管理することで免疫力を高めることができます。

これらの注意事項に従うことで、帯状疱疹のリスクを最小限に抑えることができます。

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