ダイエットをしていますがストレスが溜まるとついつい甘いものを食べてしまいます。ダイエット中のストレスによる食べ過ぎを防ぐ方法はありますか?

ストレスを感じると、ついつい甘いものを食べてしまうことはありますよね。なぜ甘いものを欲してしまうかというと、ストレスホルモンの分泌が増えるためと考えられています。

ダイエット中に食べ過ぎ防止にストレスで食欲が増える原因を知ろう

ストレスホルモンは食欲を増進させる働きがあります。つまりストレスを感じることによりストレスホルモンが増え、結果食欲が増して特に甘いものを欲するようになります。

そのため、ダイエット中は、このストレスホルモンを増やさないことが大切です。それにより、ダイエット中の過食を防ぐことにつながります。

ストレスホルモンを体の中に増やさないためには、ストレスを溜めないことが大切になります。ダイエット中は、気分転換しながらストレスをためすぎずないようにしましょう。しかし、ストレスをためまいとしても感じてしまうこともあると思います。そこで今回はストレスコントロール以外にストレスホルモンを増やさない方法をご紹介します。ダイエット中はこちらも意識してみて下さい。

関連記事
ダイエットを決意したのですがついつい食べ過ぎてしまいますダイエットをはじめたときの食べ過ぎない方法はありますか?
飴をなめてカロリーを抑えて、ダイエットしようとしています。ですがなかなかやせません。年齢の問題なのでしょうか。

ダイエット中のストレスによる食べ過ぎ防止方法1:運動する

激しすぎない適度な運動がおすすめです。運動の前後はストレスホルモンの値が高くなりますが、これは一時的な反応であり、長期的にはストレスの軽減になります。定期的に適度な運動習慣を身につけることで、ストレスによる過食防止に繋がります。よって、ダイエットは食事のコントロールのみで行うのではなく、運動も一緒にすることがおすすめです。

ダイエット中のストレスによる食べ過ぎ防止方法2:十分な睡眠を取る

寝不足はストレスホルモンを増やしてしまう原因です。つまり睡眠不足は食欲を増してしまう原因となるため、ダイエット中はしっかりと睡眠をとることが大切です。特に、日中の食欲をコントロールしたい、ストレスが多くてついつい食べ過ぎてしまう方は、十分な睡眠を取ることを意識しましょう。

睡眠の質も大切になります。良質な睡眠をとるために、夕方以降のカフェインの摂取も気をつけることも大切です。また、睡眠ホルモンはタンパク質からつくられます。睡眠の質を良くするためにも日頃から食事でタンパク質がとれるように意識してください。

ダイエット中のストレスによる食べ過ぎ防止方法3:糖質の質と摂取量に注意する

砂糖のとりすぎは、ストレスホルモンの上昇を招きます。ストレスホルモンは食欲を増進させるホルモンであるため、ストレスが多いときに甘いものを食べてしまうと、さらに食欲が増して過食につながります。

ダイエット中の空腹感や疲労感を感じてどうしても甘いものが取りたくなった時は、高カカオのチョコレートや果物を選ぶようにすることがおすすめです。

関連記事
ダイエットを決意したのですがついつい食べ過ぎてしまいますダイエットをはじめたときの食べ過ぎない方法はありますか?
飴をなめてカロリーを抑えて、ダイエットしようとしています。ですがなかなかやせません。年齢の問題なのでしょうか。

この記事は、BIG TREE. 荻窪クリニックの院長、榎本達也が監修しています。

【資格】
ペインクリニック学会専門医
東京都かかりつけ医認知症研修終了

【経歴】
2005年 順天堂大学医学部卒業
2005年 公立学校組合共済 関東中央病院 内科研修医
2007年 順天堂大学麻酔科学ペインクリニック 講座入局
2011年 順天堂大学大学院卒業(痛みと抗うつ薬に関する論文にて学位授与)
2014年 米国Boston scientific surgical centerにて脊髄刺激電極について研修
2015年 武蔵野陽和会病院 整形外科医員
2022年 BIGTREE.荻窪クリニック院長就任

| よくあるご質問一覧へもどる |